妊娠中の不調を想定する~妊娠中毒(妊娠高血圧症候群)~

不妊治療を受けているカップルは
どうしても「妊娠すること」に関して考えることが多いと思いますが
「妊娠すること」と同時に「妊娠した後」に関しても、考えていかなければなりません。

妊娠した後の体はは妊娠する前のと比べ
はるかにデリケートになり、体の不調を起こしやすくなります。

妊娠中の体に起きること

妊娠中はホルモンバランスを始め、あらゆる体の機能が変化します。

その変化によって起こる体の不調における、代表的なものものが
「妊娠高血圧症候群」であり、いわゆる「妊娠中毒」になります。

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒)の症状

妊娠高血圧症候群は、およそ妊娠20週目移行から
出産後の1ヶ月程に起こる「高血圧」「蛋白尿」の症状です。

原因としては、
子宮を含んだその周辺の動脈が圧迫されることによる「高血圧」
またそれらによって「腎臓」が圧迫されることによって「蛋白尿」が起こります。

血流が滞りがちになるため、「むくみ」が起こるのも特徴的です。

妊娠中毒になりやすい傾向がある

  • 初産
  • 高齢出産

これらにあたる女性は特に注意が必要です。

>>高齢出産を乗り越えるための心構え

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒)の治療

妊婦には「血圧降下剤」を使用できないため
通常の高血圧症には使用されないほどの
弱い効果の成分を点滴することしかできません。

その分、食事療法がメインになり

  • 塩分の制限
  • 低脂肪

これらの通常の高血圧症と同じ対策をとります。

内臓(特に腎臓)に負担をかけないことようにしましょう。

また「絶対にない」とは思いますが「喫煙」は絶対にNGです。

ストレスも血圧を上昇させる大きな要因になるため
できるだけストレスを排除することも対策・予防になります。

妊娠前から妊娠中の体のことしっかりを考えておかなければ
せっかく妊娠することが出来たとしても”残念な結果”になりかねません。

脅しのように聞こえるかもしれませんが、
「授かりにくい体」であった場合、流産や早産などの妊娠中のリスクや
ダウン症などの出産後のリスクが高い傾向にあるのは事実です。

しっかり意識していたのと、いなかったのでは大きく違いがあります。

  • 不妊治療中・その前から禁煙をする
  • 低脂肪・塩分少な目の食事を心がける

「妊娠すること」だけでなく、妊娠中・出産後のことも
しっかりと念頭に置いて、妊活・不妊治療を継続する必要があります。