乗り越えるハードル~繰り返す複雑な流産を乗り越える~

「流産は癖になる」と言われますが、決していいかげんな格言ではなく
実際に繰り返してしまうケースは、残念ながら少なくありません。

ここでは、何度も繰り返してしまうような
少し複雑な流産の症例を紹介していきたいと思います。

辛い経験をしない・繰り返さないためにも、
目を背けず、
正しい知識を得ていくことが大切です。

不育症

本来、妊娠することは可能にも関わらず
胎児が子宮でちゃんと育つことができ、流産や死産をしてしまう症状です。

1度目の流産の際だけが、子宮で育たなかっただけで
その後は問題なく妊娠・出産に至るケースも多く
習慣的になってしまう人とそうでない人がいます。

子宮の形状や機能・染色体の検査が行われますが
卵子や精子の劣化が原因であるケースが多くなっています。

生活習慣の見直しや、通院による改善を目標にしていくことになります。

反復流産・習慣流産

不育症の定義の中に含まれますが、2回目の流産を「反復流産」
3回目以降の流産であれば「習慣流産」と呼び、区別します。

いわゆる「癖になっている」という状態であり

適切な処置が必要になります。

原因としては、夫婦のどちらか
あるいは両方の染色体異常であることが多くなります。

しっかり検査して、改善するのを待ちましょう。

不育症・反復流産・習慣流産の定義は、まだはっきりと決まっていません。

個人差のある要因は様々あり、治療法や治療期間も大きく差があります。

正しい働きかけで前進は可能

「1度流産してしまっている」ということで
心因的に妊娠しづらくなってしまうこともあります。

しかし、たとえ不育症であっても
正しい治療を続けることで、出産にまで至ることは可能であり
実際に、不育症を乗り越えて出産する女性はたくさんいます。

自分の体と向き合い、じっくりと改善に取り組んでいきましょう。