生理に関する基礎知識と生理時の主なトラブル症状

女性は、おおよそ15歳までに「初潮(初めての月経)」があり
妊娠するための体の準備が、徐々にでき上がっていきます。

そして以後30~40年の間、定期的に「生理(排卵)」を経験し続けることになります。

月経(生理)とは、排卵された卵子が受精しなかった場合に
子宮壁にある子宮内膜と呼ばれる粘膜が、剥がれ卵子と共に体外に排出される現象です。

妊娠期間中、また産後一定の期間には起きませんが
排卵期に受精しなかった場合、受精されるために準備されていた
子宮の部分(厚くなった子宮内膜)が血液とともに排出されます。

毎月「5日~長い人は7日」の間が生理期間となり、約28日周期で繰り返されます。

つまり、女性の一生のうち、約6年間は生理期間ということになります。

最も女性ホルモンの活動が分かりやすい現象

40台後半~50台中盤には生理が終りますが、
生理がなくなることを「閉経」と呼び、以後自然妊娠することはなくなります。

以上、

  • 月経(生理)が起きる仕組み
  • 初潮・閉経
  • 生理中の体調不良

全て女性ホルモンが大きく関係しています。

女性ホルモンは大きく分けて、

  • プロゲステロン
  • エストロゲン

以上の2種類があり、妊活に欠かせない「基礎体温」に関しても

この2つの女性ホルモンが、バランスを取り合ってサイクルを決めています。

妊活にとって大切な「サイクル」

基礎体温は生理周期に大きく関係しており、「排卵期」に入ることで
「プロゲステロン」の分泌が盛んになり、基礎体温は高くなり
妊娠しなかった場合にプロゲステロンは減少し、やがて生理(月経)を向かえます。

そして、生理が始まると基礎体温は低くなり
しばらくしてまた、排卵期に上がるという繰り返しです。

これらの仕組みは、将来妊娠する際なくてはならない役割であり
妊活中のカップルとっては、正に今重要度の高いものと言えます。

生理に関わる典型的なトラブル

妊活している・していないに関わらず、
生理に関するトラブルは、珍しいものではありません。

最も典型的なものが、いわゆる「生理痛」と呼ばれるものであり
主な生理痛の症状としては、

  • 頭痛
  • 下腹部の痛み
  • 腰の痛み

典型的なものとしては、これらを挙げることができ
以上のどれか、もしくは全てという方もいると思います。

頭痛の症状

排卵日にピークを迎えた女性ホルモンは、生理期間にかけて減少していきます。

女性ホルモンである、「エストロゲン」が減少していくことによって
「セロトニン」という脳内物質も掃除に減っていきます。

このセロトニンが不足することによって頭痛が起こります。

セロトニンの減少は、頭痛の他にも「いらいら」や「抑鬱」の原因にもなり
情緒バランスを崩すことになり、妊活にも大きく影響を与える要素です。

生理時には、「頭痛」と「情緒バランスの乱れ」が同時にやってくるのです。

お腹の痛みの症状

生理中の下腹部の「ジンジン」とした痛みは、子宮内膜をスムーズに剥がし
対外に排出されるために分泌された、「プロスタグランジン」というホルモンが原因です。

このプロスタグランジンは、陣痛が起こる際にも分泌され
陣痛促進剤にも含まれる成分でもあり、陣痛と似たような痛みがおきます。

ホルモンバランスは人によって、個人差が非常に大きく
症状が軽い人がいれば、重い人もいます。

軽い陣痛が起こるのと同じため、「下腹部の痛み」は避けることは難しいものと言えます。

コシの痛みの症状

生理時には、経血のを排出しやすくするために
骨盤を緩めようとするため、関節や筋肉が一時的に圧迫されます。

また、プロスタグランジンは腰痛の痛みにも関わっています。

女性特有の血行不良も、悪化させる原因となるため
温かいお風呂に、ゆっくり浸かったりすることや
体液の循環に支障をきたす、塩分の摂取を控えることが大切です。