妊活の妨げとなる「不正出血」の原因と症状

本来、生理が来るはずがないタイミングで
子宮や膣口などから出血する症状を「不正出血」と呼びます。

経験がある女性も多い、決して珍しくはないトラブルではありますが
今後起きてしまった時のことを考えて、また妊活における不安を軽減するためにも
注意が必要な体の変化等の知識を、しっかりと身につけておくことも大切です。

「オリモノ」が、少し赤くなっている状態のものが多く
オリモノと混同しがちですが、原因にはしっかりと違いがあります。

比較的「よくあること」になりますが、何らかの病気の初期症状だったり
ホルモンバランスの乱れのサインであったりするため、しっかりと経過を観察しましょう。

不正出血が起きる様々な要因

不正出血の原因には外的なものと、内的な要因によるものがあります。

また注意して経過を見守るべきものと、そうでないものがあります。

経血の残り

不正出血の原因として、最も多いものが「前回の生理」の際の
経血の残りが出てきてしまうものであり、それほど深刻な状態ではありません。

しかし、長い期間に亘って血液が女性器に残っている状態は
衛生的もよくないため、経血が残りやすい体質の女性は
なるべく残さないように意識して、清潔に保つようにしましょう。

女性器の形状によっては、常にケアが必要な場合もあります。

また洗浄をする際も、シャワーを使って女性器の中を指で擦るのではなく
できるだけ専用のビデを使うことを心がけましょう。

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性器や膣の外傷

経血の次に多い症状が「膣の損傷」であり、膣内ではありますが「外傷」と同じ状態です。

女性器の洗浄の際に、爪で傷をつけてしまったり
性行為の際に、傷が付いてしまうことが一般的になります。

また、タンポン(生理用品)が擦れてしまったりしたことによることもあります。

刺激を与えずに、清潔に保つことで解決することが多いですが
化膿してしまった際や、なかなか治らない場合はは病院にいく必要もあります。

患部が奥であれば奥であるほど治りずらく、清潔・安静にしてしる期間が必要です。

基本的には自然治癒を待つしかありませんが、血が混じった濃い膿が止まらず
痛みを伴う場合は、医療機関への相談が必要な場合もあります。

予防としても、改善の際にも、何より清潔に保つことが大切です。

ホルモンバランスの乱れ

「ストレス」等によって、ホルモンバランスが乱れていることにより

生理間ではない、排卵期間などに出血する場合もあります。

少し様子を見て、時間をかけても治らずに
頻度や体調に問題がある場合は、医療機関を訪れましょう。

また、早い段階で医師に相談することも推奨されます。


その他のトラブル

不正出血は、予期していなかったデリケート部分からの出血のため

下着や衣服を汚してしまうなどのトラブルも同時に起こります。

一度でも経験した場合は、何らかの対策を取れますが
初めての際は慌ててしまうかもしれません。

生理期間以外でも、ケアできるアイテムを持ち歩くことが安心です

また、単なる外傷なのか、内的に起こっているのか確かめるためにも
洗浄できるアイテムを家庭に常備しておくことも大切です。

注意が必要な不正出血の症状

不正出血の際に、「痛み」を伴っている場合は
何らかの深刻なトラブルが発生している可能性もあり
分泌液(通常は血が混ざって赤い)に関わらず、注意が必要になります。

排卵後の体の変化としての不正出血

稀に、排卵をきかっけに女性器から出血が見られる場もあります。

「排卵出血」とも呼ばれ、排卵後に卵巣が剥がれたり
ホルモンバランスの変化によって、子宮内膜が剥がれることによって
排卵後・生理前のタイミングで出血が起きる場合があります。

少量であれば問題ありませんが、頻繁に続く場合や
量が多い場合などは胎児が危険な状態になる場合もあるので
速やかにかかりつけの病院を受診しましょう。

子宮の疾患の初期症状としての不正出血

最も危険なケースが、何らかの子宮の疾患の前兆・初期症状の場合になります。

「婦人病」とも呼ばれる、子宮の疾患の中でも特に重いものであり
初期の段階での対応が、その後の人生に大きな影響を与えることも多く
また妊活に対して、悪影響を与えてしまうこともあります。

特に痛みを伴う場合は、早めの受診を心がけましょう。