妊娠中にできるダウン症の検査~出生前診断~

妊娠・出産をするカップルが、一番気になる胎児のリスクは
「ダウン症」などを含めた先天性の異常ではないでしょうか?

これらの「先天性異常」は「染色体異常」が原因であることが多く
妊娠した時点で、その症状が出ることが決まっていることがほとんどです。

特に「高齢出産(35歳以上)」の場合、30歳未満の出産に比べ
その確率は跳ね上がり、40歳以上では10倍になるとも言われています。

そして染色体異常による、典型的なリスクの中の1つである
「ダウン症」の早期判断をするための検査として、
「出生前診断(NITP)」が、2013年の4月から始まり

およそ2年程(2015年現在)が経過しました。

この検査は実施する前から問い合わせが相次ぎ
非常に多くの方が、希望・実際に検査を受けたと言われてます。

この検査自体は、「妊娠した後」に
「任意」で受ける検査であり(実際には、割合としては少数)
妊活・不妊治療中は、関係ないと考えがちです。

しかしながら、先述した通りに「受精卵」の質は
受精した時点での、精子・卵子の質によって「ほぼ」決まっており

妊活をしている時点で、この問題は無関係ではないのです。

出生前診断を受ける条件

この検査は誰でも受けられる訳ではありません。

大まかに分けて、以下の条件を満たしている妊婦のみ受けることができます。

  • 35歳以上の高齢出産
  • ダウン症児を出産した経験がある
  • 染色体異常が疑われる

検査内容も様々なものがあり、ダウン症意外の「先天性障害」

判断するものであり、妊娠してから10週以降18週以内に行われ
費用は、おおよその平均で「約21万円」となっています。

診断の方法は母体(母親)からの血液の採取のみで
母体・胎児の負担が少ないことが挙げられますが、それ以上に倫理的な問題が出てきます。

出産前診断の倫理的な問題

非常にデリケートな問題のため、正確な統計はとれていませんが
「異常」と診断されたカップルの、90%が「中絶」を選択したと言われます。

この事実は、決して無視してはいけません。

また検査自体を受けることに対して、批判的な人が多いことも確かです。

不妊治療を受けている方々にとっては、
高齢出産の定義に当てはまる人も多いため
出産前診断を検討している人も多いかもしれません。

2人で3人のことを考える

最終的には、生むのも、育てるのも二人です。

必ず二人の意見を一致させることが大切です。

そして、二人だけではなく三人の問題でもあることを忘れないようにしましょう。

この検査は、90%以上という非常に高い正確さ
ダウン症か否かが判明することになりますが、100%確実な結果ではないこと
ダウン症のみに関する検査であることを認識しましょう。

また、検査を受けることが出来る施設も限定されています。

検査をすると決めた際には、どんなカップルであっても
「不安」「恐怖」が芽生えることが当然です。

1つの命に関わることです。

改めて言うまでもなく、検査結果がどうであれ
「覚悟を責任持つ」ということを、をまず始めに決めておく必要があります。

生殖細胞を蘇らせて劣化リスクに働きかける