卵子の老化を防ぐために~元気な卵子を「減らさない」こと~

男性側の「精子」は、常に製造されており
「基本的には」いつでも放出出来る状態にある一方
女性側の「卵子」は、月に一度しか排出(排卵)されず
何よりも「数が限られている」ことが、最も大きな違いになります。

「生涯で排卵出来る卵子の数は決まっている」という話を
聞いたことがある人は、多いと思います。

女性は、母親のおなかにいる時から
「卵子の素となる細胞(以下、卵細胞)」を持っています。

そして生まれた後からは、その「卵細胞」の「減少」と「劣化」が始まるのです。

「受精のチャンス」が訪れるタイミングまでに、
「いかに劣化させない(減らさない)か」が重要なのです。

「卵子の素」を「健康なまま」熟成させる

女性にとって、妊娠のチャンスは月に1度しがないため
「たくさんあっても意味がない」と、考えてしまう方もいるかもしれませんが
実際には「劣化」することによって、月に1度だけの機会であっても
「元気な・正常な卵子が足りなくなる」ということが現実です。

生まれた時に、何個の「(原子)卵細胞」を持っているのか
という「数」に関しては、意見が分かれますが
実際に排卵する回数よりは、はるかに多い量を持っています。

排出される卵子は「月に1つ」だけですが、その「候補」はいくつも存在しており
その中の「ほどよく熟成した」ものの中から、ランダムに選ばれることになります。

選ばれた中から、更に選ばれた卵子が排出されるのです。

「最初からある」からこそ

例として、15歳で初潮・45歳で閉経と考えると
実際に排卵される卵子は、単純計算で「360個」となります。

しかし「受精能力」を持たないもの(回)もあり
その全て・毎回がチャンスというわけではありません。

そして、この「選ばれる候補」である「卵細胞」は年をとるごとに少なくなっていきます。

また「時期」を考え、複数回に分けて排卵することになりますが
当然「最後の方」は「熟成」が進んでしまっていることになります。

「高齢妊娠」にあたる年齢というのは「熟成しずぎた」ため
もちろん劣化・変質のリスクも高くなります。

検査を受けたことがある女性は、ご存知かと思いますが
「FSH値」「AMH値」といった(性)ホルモンの量で
卵子の量・質を「数値化」して「推測」することもあります。

「初期設定」「参考値」が決められているものであり
ある意味で「どの程度弱くなったか」を確認するものです。

改めて「いかに劣化させないか」が、高齢妊娠を中心とした妊活における重要課題になります。


「アンチエイジング」の要素も取り入れる

基本的には、「冷え性」を改善することが
「女性機能」にとって、最も効果のある改善策になります。

冷えによる「血流の悪化」は、卵細胞の劣化要因の1つです。

そして、どれとはまた別のアプローチ要素として「アンチエイジング」があります。

「アンチエイジング」とは、「若々しさを保つ」ことを
コンセプトとして「美容」の要素が大きなものになりますが

実際には「活性酸素」から体を守ることによって、「細胞の劣化」を防ぐことになります。

細胞の劣化の「究極の1つのカタチ」が「卵細胞の劣化」になります。

卵子は、毎日劣化していき、失い続けています。

これは避けられないことでもありますが、「スピードを抑える」ことは可能です。

※参考記事
>>高齢出産を望む妊活中のカップルのための「アンチエイジングアイテム」

男性も「早い」にこしたことはない

女性は「子供を作ろうとしている」はるか以前から、
「卵子の素」を持っているのに比べて、「常に」精子が作られている男性は
その質を「すぐに改善できる」と思ってしまいがちです。

「卵子」と違い「向上できる要素」であることは確かです。

しかりながら、今日改善を始めて、1週間で改善することはなく
できることであれば、妊活を始める「半年前」から
改善に向けた働きかけをしていくことが望ましいです。

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